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白いバラが4つくらい咲いている。奥には暗い緑の葉が広がっている。

【構図紹介】三分割構図のきほん

はじめに

この連載は「いろんな構図を紹介する」シリーズです。
第1回となる今回は、最も取り入れやすく、効果がすぐに実感できる三分割構図を取り上げます。

ステップ解説

STEP1:三分割構図ってなに?

縦と横にそれぞれ長さを三分割する白線が入っている写真。深い緑の葉を背景に、白いバラが4つくらい写っている。

画面を縦横それぞれ3つに分け、できた4つの交点分割線に主役(または地平線などの強い線)を置く構図です。
ポイントは3つだけです。

  • 交点=目が止まる場所
  • 線=安定する通り道
  • 中央に置かない=余白ができて主役が引き立つ

STEP2:なんで良く見えるの?

縦と横にそれぞれ長さを三分割する白線が入っている写真。菜の花の花壇の向こう側に、カメラをこちらに向かって構える人の頭がみえる。カメラで顔は見えない。その奥には展望デッキと建物が見える。
  • 人の視線は交点→線→中央の順で動きやすい
  • 主役を中央から半歩ずらすと、余白にゆとりが生まれる
  • 画面内の力関係(主役/背景)が一目で整理される

STEP3:まずは準備

撮影前にグリッド表示をオンにします。主役を一つだけ決め、今日は“どこに置くか”だけに集中しましょう。仕上がりの明るさは、ほんの少し明るめにする程度で十分です。

STEP4:現場のステップ(迷わない順番)

STEP1:交点を選ぶ
主役を置きたい交点を先に決め(左上・右上・左下・右下)ます。
→「どちら側に余白を残すと気持ちいいか?」で選ぶとOKです。

STEP2:線で整える
地平線・テーブルの縁・建物の屋根などまっすぐな線を、横/縦の分割線に沿わせます。

STEP3:いらないものを端から外す
四隅をチェックして、電柱・人の腕・看板の切れ端などノイズを抜きましょう。

STEP4:試写→微調整
主役を交点から1〜2cm(スマホなら指1本ぶん)動かし、余白のバランスを見比べます。

STEP5:シーン別の置き方サンプル

橋の上からイルミネーションを見ている人間2人を後ろから撮った写真。

人物(上半身)

  • 目を上の交点に置く/人物が向く側に空けを多めに。

風景(海・山)

  • 地平線=横の分割線に合わせる。空を見せたい日は上1/3を大きめに。

建物(外観)

  • 建物の角や看板の角を縦の分割線に沿わせる。

カフェ小物

  • 主役(カップの持ち手側)を右上の交点、皿の縁を横の線に。

ワンポイントアドバイス

交点に置くことだけに気を取られると、背景がにぎやかになりがちです。そんなときは一歩だけ寄って、背景の情報量を減らしてみましょう。