はじめに
この連載は「いろんな構図を紹介する」シリーズです。
第1回となる今回は、最も取り入れやすく、効果がすぐに実感できる三分割構図を取り上げます。
使用した機材・アプリ
- 📷️FUJIFILM XF10
- 📷️OLMPUS PEN EE-3 & 🎞️KODAK color plus
ステップ解説
STEP1:三分割構図ってなに?

画面を縦横それぞれ3つに分け、できた4つの交点や分割線に主役(または地平線などの強い線)を置く構図です。
ポイントは3つだけです。
- 交点=目が止まる場所
- 線=安定する通り道
- 中央に置かない=余白ができて主役が引き立つ
STEP2:なんで良く見えるの?

- 人の視線は交点→線→中央の順で動きやすい
- 主役を中央から半歩ずらすと、余白にゆとりが生まれる
- 画面内の力関係(主役/背景)が一目で整理される
STEP3:まずは準備

撮影前にグリッド表示をオンにします。主役を一つだけ決め、今日は“どこに置くか”だけに集中しましょう。仕上がりの明るさは、ほんの少し明るめにする程度で十分です。
STEP4:現場のステップ(迷わない順番)

STEP1:交点を選ぶ
主役を置きたい交点を先に決め(左上・右上・左下・右下)ます。
→「どちら側に余白を残すと気持ちいいか?」で選ぶとOKです。
STEP2:線で整える
地平線・テーブルの縁・建物の屋根などまっすぐな線を、横/縦の分割線に沿わせます。
STEP3:いらないものを端から外す
四隅をチェックして、電柱・人の腕・看板の切れ端などノイズを抜きましょう。
STEP4:試写→微調整
主役を交点から1〜2cm(スマホなら指1本ぶん)動かし、余白のバランスを見比べます。
STEP5:シーン別の置き方サンプル

人物(上半身)
- 目を上の交点に置く/人物が向く側に空けを多めに。
風景(海・山)
- 地平線=横の分割線に合わせる。空を見せたい日は上1/3を大きめに。
建物(外観)
- 建物の角や看板の角を縦の分割線に沿わせる。
カフェ小物
- 主役(カップの持ち手側)を右上の交点、皿の縁を横の線に。
ワンポイントアドバイス
交点に置くことだけに気を取られると、背景がにぎやかになりがちです。そんなときは一歩だけ寄って、背景の情報量を減らしてみましょう。